教科横断型・産学官連携型の探究型授業、2018夢の架け橋プロジェクトが今年も無事、盛会に終わりました!

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    「夢の架け橋プロジェクト」とは、地震を経験した中学生が、美術の授業に”橋”や”地域デザイン”について考え、5人1組でケント紙で1/100スケールの橋(長さ30cm)のオリジナルの橋を完成させるというものです。しかし、その過程にはいくつもの困難が立ちはだかります。20トン車の通過を想定した約2kgのおもりを支えるため、桁橋やトラス橋、アーチ橋、吊り橋の中から、試作した橋をもとにチームで話し合って橋の種類を決める必要があります。今年はさらに、宇土市のJR在来線と新幹線を挟んだ場所に実在するショッピングモールと運動公園をつなぐ橋を想定し、再開発した町の将来像をイメージしながら橋のデザインも考える必要があります。そのため、話し合いも平行線になることが多々あり、なかなか橋の種類とデザインが決まらないチームもありました。そういった状況に助け船を出してくれる先生が、美術の森内先生に加え、九州各地からから集結した橋の土木技術者の方々です。まさにインフラのプロ集団が先生となってアドバイスをくれます。「大人の話」もあり、インフラの重要性や強度、自然環境や予算など様々なことを学びます。コンセプトやプレゼンについては、高校2年生のSSコースの物理選択者がアドバイスします。
    本番前日、周囲の助けや班のチームワークで、ようやく橋もプレゼンのスライドも完成しました。ペーパーブリッジコンテスト当日(11月17日)は、橋に込めた思いをプレゼンし、その後、実際にどこまでおもりに耐えられるかを16班みんなで競いました。 そして見事、総合優勝に輝いたのは、中学3年1組3班「Center Bridge」(365点)でした。紙の重さに合わせて金額も設定されているため、デザイン・強度はもちろんのこと、軽さ(経費)など橋づくりに必要な知識や綿密な計画によって、優勝を勝ち取りました。2位は1組1班「宇土アクアブリッジ」(360点)、3位は2組1班「ガリバーブリッジ」(355点)でした。また、特別賞として、最高プレゼン賞・最強ブリッジ賞の2つを同時受賞したのは2組2班「elegant bridge」でした。受賞されたチームのみなさん、おめでとうございます!

    なおこの取組は、シラバス作成は美術教員と物理教員、大学教員、土木技術者で作成しました。班分けについては宇土方式MI理論を用い、チームの協力向上の評価についても可視化できるようにしました。また、強度やデザインの審査は橋の専門家や国土交通省、本校教員が行っています。プレゼンについては今回、高校生、観覧された保護者、一般の方々にも参加していただきました。一昨年にスタートした夢の架け橋プロジェクトですが、大人と大人がつながり、子どもと大人がつながり、地域と専門家が繋がるようになりました。皆様のおかげを持ちまして、地域と共創する教科横断型・産学官連携型の探究型授業として、全国に類をみないユニークな授業の実施ができるまでになりました。この場を借り、NPO法人ツタワルドボクをはじめ、熊本大学・九州工業大学・九州大学・国土交通省・エンジニア・デザイナーなど多くの方々に感謝申し上げます。

    熊日新聞朝刊(2018.11.19)、毎日新聞朝刊(2018.11.18)にも掲載されました。また、明日、KABのJチャンネル(18:25〜)でも放送される予定です。


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